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Suite Sweet Suite

キミが鍵を開けたから、最後の部屋が とびきりSWEETなスイートになった
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その言葉は ~「最後の冒険」に寄せて~

カカオに、
繰り返し見る嫌な夢があったら教えて欲しい
と頼んだのは、
もしも私の隣でその夢を見ているときがあれば
かけるべき言葉を知りたいと願ったからでした。

私自身にもある、そういった夢。
もう夢だととっくに気付いているのに
自分では覚めることができなくて・・・

そんなとき、
「それは夢だよ。大丈夫だよ」と言ってもらえたら
私ならとても救われるからです。


カカオは、自分の場合は
行きたくないのに荷造りをしなければならない夢
だと答えました。

それを聞いたとき、
私はすぐに、彼女が単身渡ったニューヨーク、
その素晴らしくもあり、苦しくもあった、十年弱もの期間を想い

「わかった。
 では、『行かなくていいよ』と声をかけるね」
私がそう言うと、

「ううん、そうじゃなくてこう言って」
と、カカオは言いました。

「『一緒に行くよ』って」


それは私にとって、とても感動的な言葉でした。

そのときわかったことですが、
カカオはニューヨークという場所が嫌いで
「行きたくない」と思ったわけではないのです。

しんどいとき、
カカオはそれが起きた場所を憎んだり
関わった人を嫌ったり、決してしません。

ただ自分の内面を深く見つめ、
これから起こることへの不安や焦燥感と
向き合おうとするからこその
「行きたくない」なのです。

私は彼女のそういうところがとても好きで、
また、様々な要因から来る「行きたくない」を
私と一緒だと「行こう」にできるのだと・・・
そのことに、とても感動したのでした。


「一緒に行くわ。どこへでも」

そう答え、私はそののち、その夢を見るようになりました。
カカオと、世界中に旅をする夢。

二人でトランク一つ持って、
どこへだって手を繋いで行くのです。
(乗り物にめっぽう弱い私でも!)

今回カカオが書いてくれた「最後の冒険」は
それを読んだときも、
イラストを描いたときも、
私にとって幸福な時間であり
心に灯る勇気の種となったのでした。


シロップ



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